2018年04月16日

プリンス グラファイト90 レストア その1

IMG_0343.jpgIMG_0344.jpg
初期プリグラMSの復活作業です。

グロメットを交換
グリップをフェアウエイレザーに交換
ストリングはバボラのナチュラルで張り上げ

なにせ古〜いモデルなので簡単な作業では
ありません。
バンパーレスが初代ならば、その次くらい
かしら。約30年前だろうな。

もはや交換グロメットはメーカーにないだろな。
ダメもとで確認してみたら…。
なんと!ありました〜。
マニアに応えたいと切らさずに在庫して
くれていました。えらい!!感動です。

しかしモデルチェンジするたびに金型が
変わってズバリはまるとはかぎらないぞ。
こんな初期モデルでも大丈夫かいな?
おおっはまりました!なんとすばらしい。

さてと、まずすべてのパーツを外して
フレーム本体だけのヌードにします。
古いモデルではこれが手間かかります。

グロメットは劣化してフレームに食い込み
簡単に割れたりちぎれたり。
やすやすと外すこともままならない。
力任せに引っ張ると、破片がフレームの
中に残ってしまいます。
昔のフレームではグリップエンドから
排除できないので、無限にカラカラと
鳴り続けます。痛恨のミスになります。

テクニック使って道具利用して裏技を
駆使してきれいに外します。

そしてフレームを磨きます。
30年間の汚れやスレを落とす。
ああ、その当時はエッヂテープを貼って
いた時代。硬化したテープは剥がれない。
剥がしても、糊跡が強烈に残ります。

溶剤で溶かしながらシコシコ磨きます。
ヘタに溶剤使うと塗装やデザインまで
消えてしまうので注意が必要です。

はぁ、ここまで1時間たっぷりかかった。

まだまだ作業は続きます。
次回はグリップ作業です。
posted by goforit at 22:13| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2018年04月11日

さてこの人の打ち方は?

IMG_0342.jpg
傷みやすいマルチナイロンを使用している
常連さんのラケット。半年使用です。
この状態から見えてくるプレーヤーの
打ち方を分析してみましょう。

ストリング面にささくれが発生しています。
どうやらスピンをかける打ち方です。
しかしセンター部分に集中しているので
先端でひっかけるハードスピンではなく
ナチュラルドライブ傾向だと思われます。
そして横糸の痛みがはげしい状態です。
これはラケットが横方向に振られている
レベルスイングが多いことを示しています。
斜め方向に傷みが走っています。
どうやらラケットを握る面を決めている
ために一定方向に傷んでいるようです。

ストリングの傷んだ状態で見えてくる
プレースタイル。
カウンセリングをして、予想した打ち方か
裏付けをとり、合っていれば最適なセット
見つかります。

初めておいでになる場合は切れていない
状態でラケットを持ってきていただければ
かなりイメージしやすいです。
posted by goforit at 20:16| Comment(0) | ◆ストリンギング

2018年04月10日

その時代のセッティング

IMG_0337.jpgIMG_0341.jpg
開店当時から来店されているお客さんの
ラケットを紹介します。

共に40代後半かと思われる男性。
いまだに当時のラケットを愛用しています。
張り替えるたびにメンテナンスを行っている
甲斐があって、使用に耐える状態のフレーム。
ヨネックス RD Ti 77 オーバーサイズ
プリンス グラファイト オーバーサイズ

共通点はボックス形状の100平方インチ以上の
オーバーサイズで300g以上のスペック。

ストリングはゴーセンOGSHEEP MICROSUPER16。 
高反発でいい音がします。スピン性能も良好。

来店され始めた約20年前は、ナイロン全盛。
ポリエステルは一部の人のものでした。

その時代のプレースタイルはスピン重視。
しかし現代とは違ってコントロール優先の
多彩なショットを打てるセットでした。
スイングスピードや振り方が今とは違います。

そのころにプレースタイルが固まった人は
最近のフレームやストリングが苦手。
やはり慣れ親しんだモデルが納得の打ち味。
変わらないセッティングを提供しましょう。

まだまだ新しいモデルは使わなくていいや。
もうちょっと体力が衰えたら考えようっと。
posted by goforit at 20:06| Comment(0) | ◆ストリンギング