2014年07月23日

snauwaert ergonom

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スノアート社エルゴノムです。

澁谷も同じ新品を所蔵していますが、張れないので放置して
いました。
しかし同士の常連マニアさんが購入して張りを依頼されました。

とうとうこの日が来てしまったか…。

USRSA時代のストリングマニュアルに記載がありますが、
「普通に張ればよい」的な情報しか載っていません(泣)。
いや、現在の10点支持のマシンではマウントできないんだって。
サイドサポートがちゃんと支えられないところがある。
現在のマシンの進化が、昔のフレームを張ることを想定しないで
切り捨てたことによる弊害ですね〜。

ネットで張り方マニュアルを調査しても出てこない。
誰に聞いてもわからない。そりゃそうだなぁ。
海外動画はあったが、なんとも外人にありがちな打てればOKの
むちゃな張り方で大丈夫か?と不安になった澁谷。

とりあえず、トップとボトムの2点支持(昔のマシン式)に
してセットしてみました。
ところがサイドサポートがないと2点だけではグラグラして
無理なことが判明。
フレームを上下から押さえる方式の2点支持とはセットの
スタイルが違うのです。
これはぶつかる部分のサポートだけ外すしかないかな。

仮通しをしてみました。
フレームの固定も大丈夫そうで、これでなんとか張れそうです。
ふぅ。勉強になった〜。
posted by goforit at 20:57| Comment(2) | ◆フレーム歴史館

2014年07月21日

Rawlings John Newcombe TIE BREAKER

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アメリカのスポーツメーカー「ローリングス」。
野球用品で有名ですが、昔はテニスラケットも発売していました。

豪州の伝説の選手ジョン・ニューカムが使用したラケット
アルミ製「タイブレーク」タグ付き新品です。
お客さんから張りを依頼されたもの。
ところが…。

グロメットがない状態です。

ネットで購入されたとのことですが、実は澁谷も新品所持して
いまして、ヤフオクで同様にグロメットない状態で購入。
でもかれこれ10年以上前だった気がします。
いまだに販売しているのも驚きですが、グロメット欠損も
変わらずなのも同じとは。

ピングロメットでなんとか張れる状態に持っていきました。
内側の出ている余分なところをカットして張りをスタートします。
持っていても打ったことないので、感想聞きたいです♪
posted by goforit at 19:27| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2014年07月19日

Jack Kramer AUTOGRAPH 寄贈

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自宅建て替えのために貴重なコレクションを寄贈いただきました。
ありがとうございます塩入さん。

前回も同じクレーマーをいただきましたが、今回はさらに
きれいな品。プレスも金属製です。

打ってみたい〜。
posted by goforit at 19:58| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2014年07月16日

端まで張るモデル

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テクニファイバーのT-P3 CARAT 110です。

軽量デカラケで振動吸収パーツが左右と下に挿入されている
モデルで、ストリングパターンがけっこう開いているタイプ。
すなわち楽に振り回せてスピンがかけられる仕様なのですが
玄人受けするテクニファイバーらしく、それだけでは終わらない。

軽量デカラケに開いたストリングパターンでは面安定性が
よろしくないので、ストリングをフレームの端まで渡して
解消する方法をとりました。

それで不自然なほど縦糸が端にあるのです。
これが正式なパターンなのですが、それをヒントに普通の
フレームでもイレギュラーに端まで通す手もあります。
グロメットを加工しないといけませんが、澁谷はそこまで
攻めて提案したりします(笑)。

今、容易にカスタムできるのはグラフィンのラジカル系。
縦にも横にも可能性がありますね〜。ふふふ…。
興味のあるかたはご相談ください。
posted by goforit at 20:34| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2014年07月05日

エスチューサ

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ESTUSA のプロバンテックPB ボリスベッカーです。
ベッカーといえば現在ジョコビッチのコーチ。
全英の申し子のベッカーによって優勝なるか?

今回も常連マニアさまから張りの依頼。
最近マニアさんたちの物欲に火がついたようで、ぞくぞく
ビンテージを入手して、次々持ち込まれてきます。
澁谷は懐かしさに涙してます(笑)。ありがとうございます。

プーマの形状を引き継いだエスチューサ。
ベッカーモデルのデザインそのままのモデルもありましたが、
これはそれよりも目が細かいタイプです。
硬めに張ってもフレームがしなるのでいい感じ♪

この市松模様はなんとも個性的。とても目を引きますね〜。
こりゃ打って楽しそうなモデルだなぁ。
posted by goforit at 21:19| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2014年07月02日

PROKENNEX MICRO-8

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「私も手に入れたから張って〜」とマニア常連さんから依頼。
マイクロを再び張りあげました。

今回のはマイクロエイトというモデル。
澁谷はこの製品の存在を知りませんでした。
ブラックエースとの違いはグロメットの外側が山になって
いない点です。初期のマイクロシリーズはミニウーファー
みたいに盛り上がっていました。

フレームもちょっと柔らかいのかな?
打球感がマイルドです。
posted by goforit at 21:01| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2014年06月27日

ストリングロックシステム

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所有はしていませんが、欲しいなぁと思っているもの。
フレームではなく張ってある状態がマニアックです。

ストリングを引っ張ってグロメット部分で専用パーツで
止めてしまう「トリングロックシステム」。
ヘッドが開発して一時期流通していました。
澁谷も駆け出しのストリンガー時代、一度張ったかな?と
記憶は定かではありませんが、実物は見ています。

ストリング1本ごとにテンションを変えても、となりの
ストリングに流れる影響がないので、個性的な打ち味を
求めるマニアには楽しめる企画ものでした。
また、切れた所だけ張りなおせるのがユニークです。
もちろん全ての糸をそれぞれ別な製品にすることや
色を変えるのもできるという、どんなことでも可能になる
アイデア商品。すごいですね〜。

すべてのホールでロックさせるので60個くらいのチップが
必要になるので、たぶん価格に問題あり。
張る時にバキッと大きな音がした記憶があります。

今では存在を知る人も少ないでしょう。
posted by goforit at 23:59| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2014年06月21日

MADRAQ NEWYORK

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昨日のマイクロエースと一緒に依頼されたラケット。
縦糸に斜糸2方向から張るスタイルのマッドラックです。

フレームの色と同調させて〜というリクエストで、
同じストリングで色バージョンが豊富なアスタリスクを
選択して張りました。

縦を白、斜めを青と赤。

張り方がやはり特殊です。
澁谷も所蔵していて、以前張りましたがもう忘れてる。
自分のラケットを引っ張り出して資料を見ながら作業。

まずは縦糸、これは普通です。
斜め糸、これが大変。双方向から張っていきますが、縦を
編んで対面の斜めも編んでいきます。
目が細かすぎてクランプが入らない〜(泣)。
バドミントン用の小型爪が必要です。

復習で、自分のも張りなおしてみようかな。
posted by goforit at 23:20| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2014年06月20日

PROKENNEX BLACKACE MICRO

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ミッドサイズが流行り始めたころに人気があったメーカーと
いえば、プロケネックス。
台湾ラケット工場のオリジナルブランド的な存在で、価格が
比較的安いのに高性能。さらに市場が欲しがったものを
的確に発売する、商売がウマいメーカーでしたね。

ウッドなのにミッドサイズ(プリンスウッディではデカい)
それでいて価格が安めのゴールデンエース。
高価イメージのボロンを使用したボロンエースなど。
中でも圧倒的に売れたのが、グラファイトで競技用の固さと
振り抜きを追求したブラックエース。
この性能でこの価格?というくらいお買い得で、体育会を
中心に競技テニスプレーヤーに大人気でした。

さて、ゴーセンが販売していた当時にストリングメーカーと
フレームメーカーがタッグを組んだ製品開発を行いました。
これがおそらく史上初じゃないかと思います。

ストリングが極細だとおもしろそう・でもすぐ切れちゃいそう
それならそれ専用のフレーム作ってみたらいいかも!

太さ1.10mmの専用ストリングを発売・フレームはすごく密な
パターンで専用に設計。名前にはブラックエースを付けて。
売れなきゃ大赤字でしたが、これが面白いとバカうけ!
当時の世相が「テニスブーム」「景気上向き」でしたから
できました。


今回は常連マニアのお客さんが入手したものを張り依頼受け。
ストリングが極細で打球感がよいものというリクエストです。

グロメットが多少破損していましたが、きっちりと補修。
テニス以外にも色々なラケット競技を張り替える当店は
いろんなパーツや商材を持っていまして…。
他店さんではここまでやらない、というところまで
突っ込んで手を加えます(もはや澁谷の趣味です 苦笑)。
posted by goforit at 21:30| Comment(1) | ◆フレーム歴史館

2014年06月09日

似ているけどちょっと違うラケット

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クラシックなフレームの代表のプロスタッフ系のミッドサイズ。
重量が比較的あってフレームのしなりでボールをコントロール
しながら飛ばすスタイルです。

似ているけど、ストリングパターンを変えることで
ちょっと違う印象になるという例をご紹介します。

この2本は打球感を楽しむ方向きの玄人うけスペックですね。
ウイルソンBLX6.1は重さ309g/バランス315mm/フレーム厚21.5mm
トアルソンARROW2は重さ325g/バランス300mm/フレーム厚19mm
若干トアルソンのほうが昔っぽいスペック。

ストリングパターンはともに95平方インチ16×18のノーマル。
しかし、糸の配置が大きく違います。

ウイルソンはフレーム端まで広げています。
トアルソンは割とまんなかに寄せています。

ストリングが端まであると面の安定性重視な感じ。
守備的に使えるタイプでもあります。
真ん中に寄せ気味だと打球感がシャープになりがち。
こちらは打っていきたい気持ちにさせます。

昔のプロスタッフ系が好きな人ならトアルソンも選択肢に
いれてもよいと思います。

トアルソンの名前の由来はウイルソンへのリスペクトから。
ストリングメーカーとしてウイルソンの製品をOEMしていた
ために、ラケットまで手がける総合テニスメーカーになるなら
東亜ストリングのブランド名をウイルソンにならおうと
〜ルソンをつけたといわれています。

だからサイドの重量配分されたPWSまで似ているわけ。
マニア好みのブランドですね。
posted by goforit at 22:37| Comment(0) | ◆フレーム歴史館