2018年03月07日

ヨネックス EZONE 98 その3

澁谷がEZONE 98を打ってみた感想。

たしかによく飛ぶとはいえませんが、面の
安定性はよく球飛びの距離感はブレがない
コントロールよいモデルだと感じました。

スピン性能はそれほどでもないかな。
しっかりと打ち込むプレーヤーなら相性は
悪くないはずです。

澁谷は回転に重きを置かないフラット系の
ボールをつぶす打ち方をします。
どちらかというとスイングで振るよりも
インパクト重視で、テイクバックから打点
までを一気に押し込むタイプ。
あまりフォロースルーはしません。
普通の人にはちょっと変わった打ち方だと
思われることでしょう。昔っぽい。
メチージュみたいな打ち方だといわれる…。
そうかぁ?

一方、EZONE 98や100が気に入っている
お客さんのプレーは、ものすごく振り回し
スイングスピードがとても速い人が多い。
抑えが効いていいぞぉ〜とブンブン!

ああ、なるほど。

フレームがしなる打ち方じゃないとEZONEは
あまり適さないんだと実感。

EZONEというネーミングは「いーぞ、これ」
「イージーだよね」というニュアンスを
連想させられます(勝手な想像)。
その流れで今までリリースされた初代から
4代ほどの歴代モデルはその通り楽チンな
ラケットで、当初はシニアや女性に合う
傾向が強い印象がありました。

その後のDRが万人受けに進化して男性も
多く使うようになったので、ちょっと
ハードに向かったのかもしれません。

EZONE HARDという名称ならよかったの
かもなぁ。

まぁDRを残してEZONEを追加していれば
混乱する人はいなかったでしょう。
普通は後継機種だと思うものね。
posted by goforit at 20:28| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2018年03月06日

ヨネックス EZONE 98 その2

IMG_0314.jpg
このモデルは100と98があります。
ともに悩んでいる人が多いのですが、
今回はその両方を使った人を例にとって
セッティングの経緯を説明しましょう。

プレーヤーはSさん、男性40代です。
もとはバドミントンを熱心にやっていた方で
そのせいかヨネックスに愛着があります。
初期モデルV-CORE 100が気に入っていて
ゴーセンのミクロスーパー16がベストセット。
テンションはかたくなに48ポンドの抑えめ。

その後もヨネックスの新作が出るたびに
乗り換えて最近ではEZONE DR 100を使用。
そこまでは順調にプレーできていました。
ただ、やはり初期モデルV-CORE 100が
抜群に好きだったので、それを超える
感動が欲しいな〜と思っていたようです。

新作EZONE 98はそれを超えるに違いないと
購入したところ、違いに戸惑ってしまい
ました。いつものように2本も買ったのに。
「そんなはずがない」と意地になって
使ってみましたが、使いこなせない…。

Sさん曰く、DRまではコントロールよく
気持ちよくボールが打てたとのこと。
やっぱり100だったかな、と買いなおし。
ところがやっぱり使いこなせない(泣)。
どうにも楽に飛ばない。フレームが硬く
感じる。外した感がある。98から100に
変えて楽になったはずなのに。

ミクロスーパーではシビアなのかな。
縦にマイルドなナイロンモノを配して
打球感を優しくしたらどうだろう。
ん〜まだフレームの硬さが気になる。
おおっナイロンをマルチにしてみよう。
飛ばないなら球伸びを期待してNXTが
いいかな。悪くないけどストリングの
性能が高すぎて、打った気がしない。
フレームがゴツいから振動が少ない
850にしてみよう。楽だけどピンとこない。
選手みたいにハイブリッドにしたら
どうだろう。ヨネックス好きだから
850とポリツアープロがいいな。
ああ〜余計に飛ばなくなった。
テンション落としてみたらいいのかな
いや、飛び具合を抑えめにしなければ
いいのかな。

100だけで6回張り直し。それも1週間と
あけずに来店、また来店の繰り返し。

NXTよりも打ちごたえがあって、少し
細めにしたらいいかも。
テクニファイバーのX-ONE124が評判
よろしいからどうでしょう?

合わない原因はなに?
まだ続きます。
posted by goforit at 20:26| Comment(1) | ◆フレーム歴史館

2018年03月05日

ヨネックス EZONE 98 その1

IMG_0320.jpg
前作EZONE DRと現行EZONEです。
最近このモデルへの乗換で相談を受ける
ことが大変多く、試行錯誤しています。

DRは振動が少なく、振り抜き・球飛び
スピン性能のバランスが取れている
万人受けする名品でした。

男性でも女性でも、シニアジュニアでも
テンション固くでも柔らかくでも、
ナイロンでもポリエステルでも、十分な
パフォーマンスを発揮してくれました。

当時のヨネックスのラインアップの中で
「今買うべきモデルはこれっ!」と
一般プレーヤーに支持されていました。

そして新作となったら…。相当違う。

かなり使えるプレーヤーが限定されて
しまったようです。
DRの後継モデルだと思って乗換した
平均的な一般プレーヤーの感想は
「飛ばない」「スイートエリアが狭い」
「ショットが伸びない」などと困惑。
どうにかしてほしいと相談されること
数多くあります。

しかし、気に入っているお客さんも
それなりに存在するので、双方の
インプレッションを聞きながら
なんとかストリングのチョイスと
張り方の工夫で対応しようと四苦八苦。

その顛末を続きで紹介します。
posted by goforit at 20:05| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2018年03月04日

ヨネックス V-CORE PRO 97

IMG_0322.jpg
今年の新作です。
もう持ち込まれました。
前作デュエルからの改訂版という流れです。

V-CORE TOURまでの目の細かいストリング
パターンで粘りのある打球感のツアー系から
かなり変わったので、デュエルは
使いこなせる人が少なかったようで。

そこからの変更は?

張りあがりを突いてみたらかなりフレームの
しなりが少ない印象です。
その割には仕上がりの面圧はデュエルよりも
低くなる不思議。

昨年リリースしたEZONEにゴツさの点で
近いものがあります。
posted by goforit at 19:22| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2018年02月20日

国内正規品と海外輸入品 見分け方 続き

IMG_0312.jpg
ウイルソンでは重さの表示あるなしで
見分けることができます。

国内版では重さ表示はほとんど見かけません。
ヨネックスはHG、G、LGなどの重量違いの
モデルがあるので表示されています。
ウイルソンは国内版ではグリップサイズの
表示が2パターンあるだけなのが基本。
海外版はそれに重量表示が併記されます。

L(ライト)やSL(スーパーライト)と
いった記載がされていれば海外版。

画像では左のバーンが国内版。
真ん中スチームと右PSは海外版です。
posted by goforit at 20:01| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2018年02月14日

国内正規品と海外輸入品 見分け方

IMG_0291.jpgIMG_0293.jpg
テニス用品に限らず、同じ製品でも多くの
メーカーで国内と海外の価格が異なります。
それは為替の関係で差異が出るのですが
あえて戦略的に高く、または安く設定する
場合もあります。

特にヨネックスはアメリカでデビューした
際に、日本よりも高い値段で売ることを
選んだといいます。
富裕層狙ったとも、ハイクラスブランドへの
ステップだといわれますが、遠くのコートで
使用してもわかる四角い形状や、有力選手と
契約して知名度をあげることも同時に行い
狙い通りに世界的なブランドになりました。

今では為替や市場の状況が変わったので
それほど変わらない価格に落ち着いている
でしょうが、それでも海外とは販売方法が
違うので、逆輸入品があったりします。

違いを見分けるのはグリップサイズの
表示を見ること。

アメリカで発売されているモデルは
グリップサイズが「2」と「4-1/4」と
併記されています。日本は「2」のみ。
ウイルソンなどもこの方式です。
それ以外のメーカーでは日本も海外も
同じ表記なので判明しづらいですけど。

ヨネックスだけはシリアルにUSとJPと
刻印されているので明確にわかりますね。
posted by goforit at 23:04| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2018年01月10日

スカッシュ ヘッド グラフィンスピード

IMG_0253.jpgIMG_0251.jpg
昨年発売されたグラフィンモデル。
張り方が2種類あり、一つのラケットで
好みのパターンをその都度選べます。

従来の開いたパターンが上の画像。
12×17スタイル。
楽チンな振り抜きと球飛びが得られます。

下が今回から採用された新パターン。
16×17スタイル。
目が細かくなることで、しっかりとした
打球感になり、面圧も固くなります。
縦糸がテイパー状で密になります。
メインのボトムホールから2本づつ通して
上に放たれます。
ラケットボールのフレームではよく見られる
ストリングパターンです。

テニスラケットでも同様なパターンが
出るかというと…。

現在のルールでは、縦糸と横糸で四角に
ならないといけないので、キャッツアイ
ぽい見た目はちょっと難しそうだな。
posted by goforit at 20:58| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2018年01月09日

ダンロップ マックスプライ マッケンロー

IMG_0223.jpg
お懐かしや、ウッドレギュラーのラケット。

ダンロップの名品マックスプライです。

新品デッドストックをオークションで入手
されたお客さんが張りを依頼。
いつもながらウッドの新品を持ち込まれると
「ええっ、張っちゃっていいんですか?」
そりゃ使うんだから張るんでしょうけど…。
なんかもったいない気がします。

マッケンローみたいなプレーをしたいと
希望を受けてナチュラルをお勧めしました。
ああ、パシフィックのトーナメントプロの
ゴールドが生産続けてくれていればそれが
一押しだったんですけど、15年ほど前に
廃番となっています〜泣。

テンションもマック仕様で38ポンド。
振り回さずボディターンからのスイングで
プレーしてくださいとアドバイスしました。

楽しそうなセッティングです。
私も打ちたいなぁ。
posted by goforit at 20:23| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2017年11月29日

モデルでパーツが違うことも

IMG_0195.JPG

右はピュアアエロ ツアー。
左はピュアアエロ チーム。

シリーズ内で違いは重さだけ、と思われ
がちですが…。
明らかにグロメットの仕様が違います。
フレームから出ている長さが1mmほど
長い右側。わかりますか?

画像では写ってませんが、フレーム
四隅付近では、斜めにちょっとしか
出ていないチーム&ライトに対して
オリジナルのアエロ&ツアーはしっかり
出ています。

大した差じゃない?

ストリンガーにとっては大違いです〜。
ストリングとフレームを保護する役目の
グロメットがしっかりしてることは
大変、安心感があるからです。

変なところで想定外に痛んだり、
切れたりされたら悲しい。。。。
posted by goforit at 20:58| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2017年08月02日

2017版PURE DRIVE

IMG_0156.JPG


これから発売される新ピュアドライブ。

従来との違いはストリングパターンが
比較的均等な目の間隔になりました。
以前はトップ寄りに細かく詰まって
いましたが、ウーファー時代に近く
戻った印象です。

グロメットの盛り上がりはなく、
全てフラットな状態に変更されました。
内側に出ているグロメットの形が
六角ネジみたいになっています。
さて、どんな効果があるのかしら?

フレーム内側スロートからフェイスの
やや上まで点字ブロックみたいな
突起が並んでいます。
グリップハンドル上に見えていた
振動吸収コアテックスは内蔵されて
見えなくなっています。
外に見えていた特徴を全て内部に
おさめた仕様にしたということらしい
です。

張りあがって突いた印象は、仕上がりの
固さは前作と同じくらいかな。
これに買い替えても、テンションなどの
セッティングは基本的に変えなくても
大丈夫ぽいです。

試打した人の話では前作よりも飛びが
いいようです。
posted by goforit at 18:23| Comment(0) | ◆フレーム歴史館