2018年07月14日

ビンテージモデル ウッド その2

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スラセンジャーのウッドモデル。

裏とれてませんが、同じようなモデルがあったり
ボールの工場が同じだったりで、ダンロップ社と
姉妹関係にあると思われます。
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2018年07月13日

ビンテージモデル ウッド その1

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ダンロップ社のマックスプライ マッケンロー。

木目が大変美しい木製レギュラーサイズです。

デッドストックでほぼ新品でゆがみ、反りが
ないので、不安なく張ることができました。
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2018年07月11日

クラシックモデル DONNAYカーボン時代 その2

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ベルギーのドネー社の薄ラケモデル。

カーボン製になってフレームの形状が自由に
なった結果、フレーム試行錯誤時代に突入。

でかい面が楽でしょ?…でかラケ
スピード欲しいよね…厚ラケ
空気抵抗少なく振り抜きよく…薄ラケ
遠心力あればスピンかかるさ…長ラケ

それぞれ先駆者は効果優先でかなり異質な
目立つモデルが投入されます。
でかラケなら一気に1.5倍の面積に、
厚ラケなら2倍近く、長ラケなら1インチ。

そこから揺り戻しでそこそこに落ち着きます。
ミッドサイズやちょい厚、ハーフインチ
ロングなど。

薄ラケは各社から1機種くらいで様子見。
打球感がメーカーによって大きく異なり
マニアは楽しんだことでしょう。
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2018年07月10日

クラシックモデル DONNAYカーボン時代 その1

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レインボーカラーが印象的なドネー社の
カーボン製のモデルのレストア仕事。

グロメットが劣化して張ることができないので
総取り換え。もちろん正規のグロメットセットは
手に入らないので、ピングロメットで対処。
さいわい、フレーム本体はとてもきれいで生存。

長さ、太さが違うパーツをそれぞれ差し込む
画像上
ストリングを張る向きに合わせておき、
フェイス内側を適正な長さに切りそろえる
画像中
ストリングを張り上げる
画像下

ストリングはなるべく細いマルチをご希望。
テクニファイバーのX-ONE 118でがっちり
張り上げて、振り切った時に面安定性を
楽しめる仕上がりになりました。
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2018年06月12日

ヘッド スカッシュラケット今昔

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左が最新のラジカルSB(スリムボディ)135
張りあがり150g
右がおよそ30年前かもなANTARIS 380
張りあがり209g

ともに持ち主は全日本選手権経験です。
新式はgo for it ! 契約プロ。
旧式は父親から譲り受けた大学生です。

ヘッドの新ラインアップはすべて張り方が
選べます。下の画像はFANスタイルで
ちょっとラケットボールの張り方に近いかな。

昔のスカッシュのプレーはゆったりと振る
スタイルで、重さがあっても面が小さくても
問題なかったようです。
今の振り方では重すぎてちょっと無理かも。
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2018年05月11日

KAWASAKI ALLMAN 福井烈モデル

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ウッドレギュラーラケットの名品オールマン。
ベテランのプレーヤーにはお懐かしでしょう。

通常のオールマンやオールマンプロは見たこと
ありますが、この烈モデルは市販されていない
福井プロ専用です。
持ち主は福井プロから直接譲り受けたそうです。

事情通によるとヒッコリーを使用したカスタム
メイドで、その打球感はしっかりとして
たいへん音がよろしいとのこと。

その当時のストリングに近いモデルで、音を
響かせる仕様で張ってみました。
ゴーセンのミクロスーパー16、それもアンバー。
蛍光ホワイトが出る前のスタンダードがこの
生成りの色でした。白に比べると少し固い
印象の打球感なのです。

持ち主は「これ!すげー」と感動していました。
よいG.W.となったことでしょう。
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2018年05月09日

プリンス グラファイト90 レストア その3

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さてこのプリグラMSの持ち主ですが…。

なんと20歳の男子です。
最近、市民大会に出てシングルスで優勝。

それもプレースタイルがストローク&ネット。
おいおい、ほんとに20歳?
350gオーバーのこんな小さい面で?
タイムスリップして来たのかいな。
それでグリップに10g重りをつけろという
カスタムをリクエストしたのか。

しばらくRF97を愛用していましたが、初期の
プリグラ使ったら大変調子がよろしいとのこと。
気に入って10本ほど中古を集めだしたという
若きマニアさんです。

じつは父親が、澁谷がストリンガー職に
ついて以来の常連さんでして。元インカレで
やはり愛用はプリグラMS。蛙の子は蛙ですか。
息子を上回る20本近く所持しています。
当店で「張るときまで置いておいて」と
14本あずかっています(笑)。

息子はメルカリで収集、父親はヤフオクで
収集と物件カブらずに出物をチェックして
いるそうです。

go for it ! 向きな親子〜(笑)
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2018年04月18日

プリンス グラファイト90 レストア その2

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初期プリグラMSの復活作業です。

グロメットを交換
グリップをフェアウエイレザーに交換
ストリングはバボラのナチュラルで張り上げ

フレームの汚れを落としてから塗装のハゲや
デザインの修復し、見た目新品に近づけます。

ここまでは張り替え時にどのラケットでも
行う作業ですが、旧品ではグリップの土台に
チェックをしないといけません。

樹脂が劣化して崩れやすくなっているので
エンドキャップ外すとグラグラになって
いることが多いからです。

このプリグラも少々崩れかかっていました。
エポキシを埋め込んで補修しておきます。
現代の製品はほとんどがフレームに詰め物を
していない中空構造ですが、この当時は
発砲ウレタンなどが詰まっていたりして
エンドからカラカラする異物を取り除く
ことはありませんでした。
そのためにエンドが解放されていません。

翌日キャップを装着して釘を打ち、レザー
巻きをします。
そして新品グロメットを装着していよいよ
張り作業に進めます。

張るまでの準備でさらに約2時間かかった。
2本あるからですが、合計3時間強ですか。
他の店がやらないわけだ。

オーナーの希望は豆皮をつけてほしいと
いうこと。それもなるべく厚いものを。
豆皮とはストリングを急カーブさせない
ことで、ストリングとフレームにかかる
ダメージを軽減するためのもの。
当店ではゴム系・紙重ね系・薄手レザー
普通厚レザー・極厚レザーが在庫あり。

なんでもレディポジションのときに
豆皮を触るのがルーティーンなのだそう。
posted by goforit at 20:49| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2018年04月16日

プリンス グラファイト90 レストア その1

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初期プリグラMSの復活作業です。

グロメットを交換
グリップをフェアウエイレザーに交換
ストリングはバボラのナチュラルで張り上げ

なにせ古〜いモデルなので簡単な作業では
ありません。
バンパーレスが初代ならば、その次くらい
かしら。約30年前だろうな。

もはや交換グロメットはメーカーにないだろな。
ダメもとで確認してみたら…。
なんと!ありました〜。
マニアに応えたいと切らさずに在庫して
くれていました。えらい!!感動です。

しかしモデルチェンジするたびに金型が
変わってズバリはまるとはかぎらないぞ。
こんな初期モデルでも大丈夫かいな?
おおっはまりました!なんとすばらしい。

さてと、まずすべてのパーツを外して
フレーム本体だけのヌードにします。
古いモデルではこれが手間かかります。

グロメットは劣化してフレームに食い込み
簡単に割れたりちぎれたり。
やすやすと外すこともままならない。
力任せに引っ張ると、破片がフレームの
中に残ってしまいます。
昔のフレームではグリップエンドから
排除できないので、無限にカラカラと
鳴り続けます。痛恨のミスになります。

テクニック使って道具利用して裏技を
駆使してきれいに外します。

そしてフレームを磨きます。
30年間の汚れやスレを落とす。
ああ、その当時はエッヂテープを貼って
いた時代。硬化したテープは剥がれない。
剥がしても、糊跡が強烈に残ります。

溶剤で溶かしながらシコシコ磨きます。
ヘタに溶剤使うと塗装やデザインまで
消えてしまうので注意が必要です。

はぁ、ここまで1時間たっぷりかかった。

まだまだ作業は続きます。
次回はグリップ作業です。
posted by goforit at 22:13| Comment(0) | ◆フレーム歴史館

2018年03月09日

ヨネックス REGNA 98 

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今や自転車業界の風雲児のヨネックス。
カーボンを活用した製品で多方面に進出
していますね。
自転車フレームを発売したときは株価が
倍増したそうです。
冬季五輪でもスノーボードなどでロゴを
見かけたり、サッカーのJリーグでウエア
着用されたり、朝日新聞(だったかな)の
配達員のユニファームだったり。

きっかけとなったのはこのレグナの発売
あたりからでしょうか。
カーボン繊維の編み方を密度高くして
しっかりとした打球感を実現しました。

愛用している人のほとんどが、張りにも
こだわりハイパフォーマンスの糸を
選ぶ傾向があります。

チョイスしたのはテクニファイバー
「X-ONE 118」ナイロンマルチの中でも
ライバルがいない極細のモデルです。
もとはスカッシュ用のストリングと
共用の製品です。

乗っかりがありながらスカーンと弾き
打ちごたえもある名品です。

テンションは48で飛びはニュートラル。
振動少なめで先端にスイートエリアを
移動した張り方をしています。

打球感が上質なフレームには上質な糸。
満足できる打球感の仕上がりになります。
posted by goforit at 21:05| Comment(0) | ◆フレーム歴史館