2009年03月23日

ピュアドライブ・コンプリート

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バボラ「ピュアドライブ」の現在までのコンプリートです。

まず、なぜこんなにピュアドライブが売れたのか。

大ヒットしたラケットには理由があります。
その当時のプレースタイルの王道を極めた性能と、それを使っていた
ヒーローの存在。人気がある選手が使っているモデルはそれに
憧れる一般プレーヤーに購入されます。
そしてそれが使いやすければ、身近で使っている人に影響され
特にヒーローに興味がないプレーヤーにも波及していきます。
売れれば売れるほど加速度がついていきます。

ピュアドライブはスペインのカルロス・モヤが使用して注目され、
アメリカのアンディ・ロディックで爆発的な人気がでました。
モヤはクレーコートで強いストローカーでしたが、ハードなドライブを
持ち球にしていました。そのころのスペイン勢は強い選手が大勢
ランキングに登場していましたが、そのなかでもルックスがよく
かっこよかったプレーヤーでした。
ロディックはとにかくサーブが強力でハードコートを中心に活躍。

すなわちクレーでもハードでも対応できる性能。
それはつまり一般プレーヤーが求めるラケットとなるのです。
現在売れ筋の黄金比率「100平方インチ」「300g」「やや厚ラケ」は
このピュアドライブのスペックそのもの。
各社はこぞってこのスペックのモデルを投入しています。

写真は初代から現在の4代目までを集めました。
上:手前から古いモデル 下:上から古いモデル
初代はグロメットがウーファーではなくサイドにバランサー的に
広い部分があります。フレームの形状や面積、重さなどは今と同じ。
2代目はウーファー搭載。このころから売れ始めました。
3代目はデザインを一新。かなり洗練されてかっこよくなり大ヒット!
4代目はグリップハンドルの上部に振動吸収部を搭載。打球感が
マイルドになりました。

5代目はまだ発売されていませんが、ロディックが現在使用している
モデルになるのかな。振動吸収部がないモデルのようです。
posted by goforit at 19:33| ◆フレーム歴史館